シワ治療|ふるかわ皮ふ科・形成外科クリニック|西宮の皮膚科、形成外科、アレルギー科、美容皮膚科、美容外科

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シワ治療

シワ治療|ふるかわ皮ふ科・形成外科クリニック|西宮の皮膚科、形成外科、アレルギー科、美容皮膚科、美容外科

ほうれい線・マリオネット線など

しわやほうれい線は皮膚表面だけではなく、皮下組織(皮下脂肪)、筋肉、骨などの皮膚内部の構造が、立体的に変化することで生じます。治療は、これらの皮膚内部の構造や機能を理解したうえで、原因を見極めて症状に適した治療を施します。

しわの3大要因として知られているのが「紫外線」「加齢」「乾燥」です。紫外線や加齢は、皮内のコラーゲンやエラスチンを変性(減少)させます。これにより皮膚にハリと弾力がなくなります。また乾燥した肌は、うるおいや弾力が低下しているだけでなく、ターンオーバー(表皮で起こる細胞の生まれ変わり)のサイクルも乱れ、小じわの発生を促進します。ストレスや喫煙も活性酸素によりコラーゲンやエラスチンの破壊につながり、しわの原因となります。

対応策としては紫外線防御、保湿ケアが基本となり、毎日の習慣を見直すことがしわ予防の第一歩となります。美容皮膚科の治療としては、ほうれい線、額、眉間、目尻などに対してしわ取り注射が行われています。

治療法

ボトックス注射

主には、表情を出したときに出るシワに効きます(例:額の横じわ、眉間のちりめんじわ、顎の梅干しじわなど)。シワ以外の使い方もあります。

ボトックス注射は公的医療保険が適用されない自由診療です。

副作用

内出血

ボトックス(額)(眉間)

1/15~1/20程度の確率で、注射後に「額が重たく感じる」「目を開くと重たく感じる」副作用を自覚される方がいます。前頭筋に作用するためにそのように感じるのですが、額の下側のシワが気になる人にそのような副作用が出やすい傾向があります。

ボトックス(目尻・目の下)

低頻度の確率で、注射後に「笑いにくく感じる」といった副作用が出ることがあります。

注意点

授乳中の方は注射出来ません。避妊(女性は2ヶ月、男性は3ヶ月)が必要です。効果が現れるまで、1週間程度かかります。持続期間は約3~6ヶ月間です(個人差があります)。効果が出現する1週間程度は、ホットヨガ、スパ、サウナはお控えください(ボトックス注射の効果が弱まる場合があります)。必要に応じて、表面麻酔をする場合があります。

ヒアルロン酸注射

主には、無表情のときに出るシワに効きます(例:ほうれい線、マリオネット線など)。シワ以外の使い方もあります。

ボトックス注射、ヒアルロン酸注射は公的医療保険が適用されない自由診療です。

副作用

腫れ・浮腫み、内出血

注意点

ヒアルロン酸製剤は少しずつ吸収されて無くなっていきますので、継続的な注入によって、効果を維持することが出来ます。注入時は、麻酔液の影響もあり、1~2割程度、希望よりもボリュームアップしております。アレルギー反応、感染をまれに起こすことがあるため、腫れや赤みが1週間程度続く場合は、ご連絡ください。痛みの程度が強い場合は、塞栓の可能性も考えられるため、すぐにご来院頂いて、治療を受けて頂く場合があります。

ヒアルロン酸注入をお受けになる患者様へ

施術の説明

・ヒアルロン酸は、顔の皮膚の下に細い針で本品を注入し、皮膚のボリュームを増加させることができる治療です。日本では定められた資格を持つ医師のみが注入することができる治療です。
・本薬剤の主成分はヒアルロン酸です。ヒアルロン酸は、もともと体内で自然に作られる物質で、皮膚とのなじみがよく、注入剤として安全であるとされています。
・本薬剤には痛みをやわらげる成分:リドカインが含まれています。
・1回の注入効果の持続期間は、ヒアルロン酸の種類によって異なります。時間の経過と共に効果が消失し、注入前の状態に戻ります。この場合、本品を再注入することによって同様の効果が得られます。

施術後の注意事項

1. 今回注入されるヒアルロン酸は、少しずつ吸収されていきます。持続効果には個人差があります。注入部分の良い状態を保つためには、定期的な注入が効果的です。
2. 注入直後、処置部位が腫れた場合は、氷のうで短時間冷却してください。
3. 処置後24時間は、激しい運動や、日光や高温への長時間の曝露、飲酒は避けてください(一時的に、注入部位に発赤、膨張、掻痒が起こることがあります)。
4. 処置後24時間は、アスピリンなどの非ステロイド性消炎鎮痛剤やワルファリンなど抗凝固剤の使用は、お控えください(注入部位にあざや出血が起こりやすくなります)。
5. 処置後3日間程度は、血圧が上昇するような長時間の入浴、サウナ、激しいスポーツは避けてください。
6. 処置後1週間程度は、歯科治療、顔面のマッサージ、エステ、圧迫を避けてください。
7. 初回処置後に再確認が必要になることがあります。再確認の必要性は患者様それぞれですので、医師から指示された時期に医療施設で治療効果のチェックを受けてください。また、何らかの異常が現れた場合には、直ちに医師にご連絡ください。特に異常がなくても、定期的な受診をお勧めします。

ヒアルロン酸注入によるリスク

1.内出血・腫れ・浮腫み
ヒアルロン酸注入は、基本的にダウンタイムは短いですが、内出血が生じることがあります。数日程度で、ほとんど治まります。腫れや浮腫みも皮膚が薄い部位に注入すると起こりやすいですが、それでも数日程度で、治まります。長くて1週間以内だとお考えください。
2.遅延性アレルギー反応
ごく稀にヒアルロン酸製剤に対してアレルギー反応を起こすことがありますので、赤みや痛み、腫れが続く場合はご連絡ください。
3.塞栓
ごく稀に血流不全により皮膚壊死が起こることがあります。ヒアルロン酸注入により、赤みや痛み、腫れが続く場合はご連絡ください。
4.感染
ごく稀に感染を起こすことがあります。赤みや痛み、腫れが続く場合はご連絡ください。

治療の効果・経過には個人差がありますので、一応の目安とお考えください。何かわからないことやご心配なことがありましたら、必ず電話連絡またはご来院ください。

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