医療脱毛|ふるかわ皮ふ科・形成外科クリニック|西宮の皮膚科、形成外科、アレルギー科、美容皮膚科、美容外科

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医療脱毛

医療脱毛|ふるかわ皮ふ科・形成外科クリニック|西宮の皮膚科、形成外科、アレルギー科、美容皮膚科、美容外科

医療脱毛

治療法

脱毛レーザー(Velocity)

脱毛レーザーは公的医療保険が適用されない自由診療です。

副作用

赤み、かゆみ、痛み、

注意点

火傷、硬毛化

部位・体質によって、回数がかかる場合があります。刺激により、肝斑悪化のリスクがあります。脱毛部分にあるシミ、黒子は照射によって、薄くなったり濃くなったりする場合があります。

 

フェイス脱毛をお受けになる患者様へ

フェイス脱毛で使用するレーザーは、顔のうぶ毛を永久脱毛するものではありません。うぶ毛のお手入れとして使って頂くものです。継続的に行うことで、うぶ毛は細くなり、生えるまでの期間も長くなりますが、間が開くと、徐々に元の状態に戻っていきます。通常、一ヶ月間隔で行うと効果的です。
●洗顔・入浴……当日から可能です。
●お化粧……当日から可能です。
●毛のう炎・かゆみ……うぶ毛の多いところに出ることがあります。
レーザーでダメージを受けた毛が毛穴から排出されようとしているところです。2、3日~1週間くらいで自然になくなりますので、触らないようにしてください。かゆみが続いたり気になられる時はご連絡ください。
●じんましん様紅斑……一時的なものですが、皮膚の血管が刺激されて、蚊に咬まれたように腫れることが時々見られます。冷たいタオルなどで冷やされますと、早く消えます。ご不安な時はご連絡ください。
●日焼け……紫外線にあたると、肌の色が黒くなったり、目では見えないシミがどんどんお肌にたまります。シミの黒い色にレーザーが反応しやすくなり、うぶ毛に効果が出にくくなるばかりでなく、ヤケドのような赤味が出ることがありますので、日焼け止めクリームを必ず使用してください。
●肝斑…悪化して濃くなることがありますので、照射の際は避けるか、照射自体をお断りすることがあります。肝斑は照射時点では、気が付かなくても、今後徐々に濃くなってくることがありますので、ホホのシミが濃くなったと感じる時は、他の治療法をご提案させて頂くこともありますので、次回の来院時にご相談ください。

治療の効果・経過には個人差がありますので、一応の目安とお考えください。また、何かわからないことやご心配なことがありましたら、必ず電話連絡またはご来院ください。

レーザー脱毛をお受けになる方へ

1.入浴は本日から可能ですが、脱毛部が多少ピリピリするかもしれません。脱毛部をゴシゴシ洗うのは1週間後からにしてください。
2.稀に脱毛部に一致して、かゆみや赤みを生ずることがありますが、約1~2週間でなくなります。
3.脱毛部位にあるホクロ・シミ・あざなどは、レーザー脱毛に伴い取れてしまったり薄くなったり、あるいは濃くなることがあります。
4.毛穴に一致して残った毛が黒く見えることがありますが、徐々に毛が外に出てきます。脱毛後1週間までは毛抜きで抵抗感なく抜けるものは抜いて構いませんが、無理に取ろうとしてピンセットなどで肌を掘ったりしないでください。
5.脱毛部分に赤みがある時は日焼けを避けてください。通常脱毛後1~2週間は外出する際は、脱毛部を露出する服装を控えて頂くか、日焼け止めクリームなどをご使用ください。それでも稀に色素沈着が生じたり、逆に色素が抜けたりすることがあります。
6.個人差はありますが、次回の脱毛までには2ヶ月空けてください。その間、剃毛して頂いて構いませんが、毛抜き処理はしないでください。
7.脱毛の効果は個人差があります。5~6回で満足される方が多いですが、回数がかかる方もいらっしゃいます。
8.次回、脱毛に来院される際は、必ず剃毛をしてください。剃毛後、赤み・かぶれが出やすい方は、スタッフまでご相談ください。
9.何かわからない点、心配な点がありましたらご連絡ください。

 

Venus Velocity(痛みの少ない蓄熱式脱毛レーザー)

これまで、
・痛みが強くて続けられなかった。
・もともと地黒で施術が受けられなかった。
・広範囲の施術を受けたが、時間がかかり過ぎた、
というご経験はありませんか?

当院で導入している最新型の蓄熱式脱毛レーザー、ヴェロシティ(イスラエル製)は、マイルドなレーザー光を高速に連続照射することで痛みを感じにくいと同時に毛包周囲までしっかり蓄熱でき高い脱毛効果が得られます。

Venus Velocityの3つの特徴

①痛みの少ないレーザー脱毛
メラニン色素に効果のある波長のレーザー光を、痛くない強さでやさしく繰り返しお肌に当てていきます。徐々に蓄熱されていくため痛みを感じにくく、お子さんや今まで痛みで続けられなかった方におすすめです。

②優れた安全性と脱毛効果
レーザーのアプリケーター先端が5℃以下になっており肌にコンタクトさせながらレーザーを照射していくので火傷の心配がありません。地黒や日焼け肌の方にも安全です。また、同じ部位に5~6回レーザーが当たりますのでトータルの熱量は従来型の脱毛レーザーよりも大きくなり、脱毛の効果は問題ありません。

③高速脱毛
3.5センチ×2.0センチの大型のレーザー照射スポットを用いることで、広範囲の脱毛も大変スピーディーで、全身脱毛でも1時間以内に照射は終了です。

従来の医療脱毛レーザーとの比較

※表は横にスクロールできます

ヴィーナス ヴェロシティ

Venus Velocity

従来の医療脱毛レーザー

従来の医療脱毛レーザー

痛み
低出力で高速に繰り返し当てていくため、痛くないレーザー脱毛が可能です。

強いレーザー出力で1発ずつ当てていくので痛みを伴います。
安全性
蓄熱脱毛により毛および毛包が徐々に蓄熱されていき、またペルチェクーラーと水冷のダブル冷却でお肌はしっかり冷やされていますので安全性が高いです。

毛に対して、強い光エネルギーを一度に伝達させるため炎症を起こしやすく、またお肌へのダメージも大きくなります。
効果
レーザーを、低出力で3~4発、お肌に重ね打ちしていきますので、毛および毛包がしっかりと光エネルギーを吸収することができます。

基本1発しかレーザーが当たりませんので、十分な熱量が得られない場合があります。またレーザーが当たっている時間もごく短く毛包周囲まで熱が届かないことも考えられます。
スピード
3.5センチ×2センチ角の大型のレーザー照射スポットを使用して、毎秒3発のスピードで当てるため広範囲での照射も短時間に終了します。

1~2センチ径のレーザー照射スポットをゆっくりずらしながら全体に当てていくため、施術時間がかかります。

ヴィーナス ヴェロシティ

従来の医療脱毛レーザー

医療レーザー脱毛のメカニズム

毛のメラニンに吸収されやすい波長のレーザー光を使って、肌を冷却して保護しながら、毛根や毛包だけを熱破壊していきます。毛には毛周期があり、また毛が生えていないとレーザーが反応しないため、一定期間を空けて繰り返しレーザーを照射する必要があります。毛は毛包周囲のバルジ領域と呼ばれる部位にある毛包幹細胞が深い部分に移動して発毛が繰り返されますので、バルジ領域にもしっかり熱を加えてダメージさせることが重要です。

毛周期(ヘアサイクル) 毛の断面図

医療レーザー脱毛の流れ

毛は剃った状態でレーザーを当てますので、前日の剃毛をお願いしています。ご自身で剃れない部位や剃り残しがある場合は施術前に当院で剃毛いたします。剃毛されているのを確認し、ハンドピースを滑らすためにジェルを塗ってから、早いスピードで繰り返しレーザーを当てていきます。徐々に熱が上がっていき、部分的にチクチクと感じられるようになります。部位ごとに設定されたパルス数の照射が完了したら施術は終了となります。照射後は患部の冷却を行います。施術は1ヶ月半から2ヶ月の間隔を空けて繰り返し行います。おおむね5-6回の施術が必要です。施術前後の強い日焼けは火傷を起こす原因となりますので控えてください。また、タトゥーやホクロ、アザがある部位への照射は行いません。

エステ脱毛との違い

毛乳頭や皮脂腺開口部を熱破壊するレーザー脱毛や光脱毛は医療行為であると平成13年に厚生労働省から通知が出されており、エステで行われている永久脱毛は違法行為であり、安全とはいえません。当院で使用する脱毛レーザーはイスラエル製の医療機器で、アメリカ食品医薬品局(FDA)の販売許可も取得しています。

ヴェロシティによる医療レーザー脱毛では、ダイオードレーザー(波長800nm)を照射し、毛に含まれるメラニン色素に光エネルギーを選択的に吸収させ、その熱で毛包や毛根周囲の組織に熱ダメージを与え長期間における減毛(脱毛)を行います。冷たいガラスで皮膚表面を冷やしながらレーザーを照射していくので安全性に優れています。密着性を良くするジェルを薄く塗ります。毛には毛周期(毛が生えかわるサイクル)があり、脱毛ではその毛周期の成長期にある毛にレーザーを照射することで減毛(脱毛)の効果がみられます。部位によって治療の間隔は違ってきますが、約1ヶ月半から2ヶ月毎に照射を繰り返していきます。平均で5回~10回、年齢や部位によっては10回以上かかることもあり個人差があります。下記の注意や予想される合併症・効果についてよくお読みのうえ、治療を受けられるかどうかご自身でご判断ください。

治療が受けられない方、部位について

下記の病気や症状がある方、下記薬剤の使用中の方は治療を受けられません。
光過敏症(波長800nmの光に過敏)、単純ヘルペス1型・2型の活動病変、開放創や感染創、刺青・アートメークの部位、治療部位の癌、1ヶ月以内の強い日焼け、真皮性の色素斑の部位等
※妊娠中の方は安全性が確立されていません。医師にご相談ください。

治療に注意が必要な方

下記の病気や症状がある方、下記薬剤を使用中の方は医師の判断によって治療が受けられない場合があります。
てんかん発作、ケロイド・瘢痕体質、免疫抑制剤、ステロイド製剤、全身状態不良、糖尿病等の慢性疾患、フィラー注入部位、黒子の部位、抗凝固剤・鉄剤、イチョウ等のサプリメント

治療後注意事項と自己ケアについて

・脱毛後は、毛孔周囲に赤み(軽度の熱による炎症)がおこる場合もあります。通常数時間~24時間以内に赤み・ヒリヒリ感は消失します。炎症が引かず、痒みや熱傷等の症状が出た場合はご来院ください。
・治療中または治療後1ヶ月間は強い日焼けを避けるようにしてください。
・治療後は保湿剤や日焼け止め(SPF30以上)を使用してスキンケアを行ってください。
・照射後2週間程度は残存する毛もありますが、毛根がダメージを受けている為、自然に抜け落ちます。

副作用

・疼痛、発赤、浮腫/腫脹、熱傷、痂皮形成、水疱、一過性の炎症性色素沈着、色素脱失、軽度の瘢痕形成の報告があります。

推奨治療間隔

・1ヶ月半~2ヶ月間隔で治療を行います。

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